今月の注目アーティスト～おいしくるメロンパン～
PROFILE
2015年9月に結成。それから1年も経たずして「ROCK IN JAPAN FESTIVAL」に出演。Vo.ナカシマの透き通るようなハイトーンボイスとアグレッシブなメロディは若者を中心に多く支持を得ている。
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写真左から
Ba./峯岸 翔雪
Vo.&Gu/ナカシマ
Dr./原 駿太郎
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インタビュー
―バンド結成から4年。これまでを振り返ってみていかがですか？
（峯岸）それぐらい経ったな～という感じですね。早くもなく、遅くもなく。でもすごく濃い4年間でした。すごくいろいろあったんですけど、“今”しか見ずにやっていたら、気がつけばここまできていました。
―バンド結成に至るまでの裏話で、峯岸さんが当時同級生だったナカシマさんの作ったバンドサウンドに衝撃を受けてグループに誘ったそうですね。
（峯岸）はい、そうです。
―もともとナカシマさんはバンド経験がなかったそうですが、前々からサウンドは作っていたんですか?
（ナカシマ）歌ものはあまり作っていなくて、エレクトロニカやゲームサウンドを中心に作っていました。たまたま歌ものを作ってみたときに、翔雪が気に入ってくれたんです。
―峯岸さんが大学時代お二人に「バンドを組もう」と声をかけられた決め手は何だったんですか?
（峯岸）ナカシマを誘ったのは、歌声とメロディーが良かったからですね。原は、ナカシマに声をかけているタイミングでふいに「バンドしようぜ！」とメールが来たんです。原と僕は高校時代に一緒にバンドをしていたこともあって、じゃあ一緒にやろう！という流れでこの3人で結成しました。
―なんだか、タイミングが凄いですね！
（峯岸）そうですね。あのとき原からメールが来たのは本当に凄いなと今でも思います。
―では、バンド名はどのように決まったんですか?
（ナカシマ）当時翔雪と僕で“語呂の良い言葉を考える遊び”にはまっていて、たまたまメロンパンを食べているときに「おいしくるメロンパン」という言葉を思いついたんです。それでその言葉が気に入ってこのバンド名に決まりました。
―みなさんの曲は言葉選び、言葉遊びが面白いですよね。曲作りや作詞をする際に大切にしていることはありますか?
（ナカシマ）無駄を無くすこと、誰が聴いても同じ様に捉えられる表現をしないことですかね。曲を聴いて、人それぞれいろいろな解釈があって良いと思うので、多くを語りすぎないように意識しています。
―9月25日にリリースした4th mini album『flask』ですが、完成までに苦労したことはありますか?
（ナカシマ）単純に、なかなか曲ができないという悩みがありました。
―その苦労をどう乗り越えたのでしょうか?
（峯岸）どうしても全員の意識を変えなきゃいけないタイミングで、3人で何度も話し合いをしました。試行錯誤を繰り返して、ようやく5曲出てきたぞという感じです。
―今回のアルバムは今までのみなさんの楽曲とは違う、良い意味での“違和感”を感じました。
（峯岸）今回のアルバムは、聴く側のことを考えたというよりは、自分たちが作りたいメロディにしています。だから制作中も「もう少しキモくしたい」とかどんどんアレンジを加えていったんです。
（ナカシマ）確かに“違和感”はすごく意識しているかもしれないですね。言われてみてしっくりきました。
（峯岸）ちゃんと気持ち良い“違和感”にしなくちゃいけないので、そういうところは気をつけてやっていますね。
―私は個人的に「憧景（しょうけい）」が好きなんですけど、正しい漢字は「憧憬」ですよね? あえて「景」を使っているのには意味があるのですか?
（ナカシマ）そうですね。なんか、“憧れの景色”って意味でこんな言葉があっても良いんじゃないかな、という割と軽いテンションですね。
―みなさんの楽曲は、歌詞もそうですけどタイトルの意味についてすごく考えさせられます。
（峯岸）そういえば、タイトルについて触れられたことはあまりないかもですね！
（ナカシマ）確かに。でもタイトルって僕は重要だと思うんです。僕自身ショップに並ぶCDのタイトルって結構気にしているかもです。
―今回初めて愛媛に来られたということですが、行ってみたい場所や食べたい物はありますか?
（峯岸）「滑床渓谷」とか、「翠波高原」の菜の花とか見てみたいですね。「泥祭り」も楽しそうです。
（原）やっぱり、「宇和島の鯛めし」とか美味しいものを食べたいです。
―これからチャレンジしたいことはありますか?
（峯岸）今は次のステップに進むために、はっきりとした目標は決めてはなくて…。今目の前にある“何か”を模索している段階です。
―ツアーに向けての意気込みを教えてください。
（ナカシマ）ワンマンで愛媛を訪れるのは初めてなので、とても大切に、僕たちの魅力を伝えられるようなライブにしたいです。
（峯岸）今まで僕らが積み上げてきたものを詰め込んだライブにしたいと思います。とてもおこがましいですが、みなさんもライブに備えて曲を聴いて、楽しみに準備しておいていただけると嬉しいです!
（原）初めて僕たちのライブを見る方もたくさんいると思いますが、来て良かったなと満足して帰ってもらえるパフォーマンスをしたいと思います。
―最後に読者のみなさんへメッセージをお願いします。
（ナカシマ）なんだか、愛媛に来た瞬間に親近感を覚えていて、僕たちのバンドに合っていると勝手に思っています。
（峯岸）これからもワンマンで愛媛に来られるように、これからも見守っていただけると嬉しいです。
（原）応援宜しくお願いします!
TOPICS
4th mini album『flask』の発売を記念して、10月から「flaskレコ発ワンマンツアー2019 ～博士！これ以上はッ…！～」がスタート!
11月2日（土）に愛媛県＠松山SALONKITTYでも開催される。チケット好評発売中! 詳細は公式HPをチェック! 【開場】17:30【開演】18:00
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Okachan
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