【開催中~9/2まで】「坊っちゃん展」@愛媛県美術館へ
作家① 写真家|梅 佳代
梅佳代さんは石川県出身の写真家。「男子」「女子中学生」シリーズで、キャノン写真新世紀連続受賞。日常に潜む様々な光景を独自の観察眼で捉えた作品に定評があり、国内外の媒体や展覧会で作品を発表されています。
今回の展示では松山市内の中学生を「坊っちゃんたち」として得意の親密感のある表現で活き活きとした表情を撮影。
梅 佳代「坊っちゃんたち」2017年©Kayo Ume
作家② 写真家|浅田 政志
浅田政志さんは三重県出身の写真家。自らも被写体となった家族写真集『浅田家』(赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞。日本各地の市井の人々を撮影するプロジェクトにて精力的に活動されています。
今回の展示ではユーモアを交えた視点で『坊っちゃん』に登場する名シーンを撮り下ろしています。道後温泉や坊っちゃん列車など愛媛ならではの光景がたくさん登場します。
浅田政志「坊っちゃんアイ2018」より2018年 ©MasashiAsada
作家③ 彫刻家|三沢 厚彦
三沢厚彦さんは京都府出身の彫刻家。2000年に動物の姿を等身大で掘った木彫「Animals」の制作を開始。翌年には第20回平櫛田中賞受賞。全国各地の美術館で個展を多数開催されています。
今回の展示では人気シリーズ「アニマルズ」の作品として漱石も愛し、昨中にも登場する「猫」や漱石をモチーフにした新作も手がけています。
三沢厚彦《Cat 2013-03》2013年 樟、油彩 ©AtsuhikoMisawa,Courtesy of Nishimura Gallery
作家④ ブックデザイナー|祖父江 慎
祖父江慎さんは愛知県生まれのアートディレクター兼ブックデザイナー。すべての印刷されたものに対する並はずれた「うっとり力」を持ち、日本のブックデザインの最前線で小説や漫画、絵本、写真集など幅広いジャンルを手がける。主なブックデザインに漱石の『心』(岩波書店)などがあります。
大の漱石好きである祖父江慎さん。今回の展示では自身の「坊っちゃん」本を披露するほか、独自の視点で作品の世界観を演出し、企画展全体のアートディレクションも務められました。
写真は「道後オンセナート2018」で祖父江慎さんが手がけた『部屋本 坊っちゃん』。
『坊っちゃん』にまつわる貴重な資料も一挙公開!
そのほかにも漱石・子規関連の資料や、『坊っちゃん』にまつわる多岐にわたる資料も展示されています。これまでにない「坊っちゃんワールド」をぜひお楽しみください。
開催概要|坊っちゃん展
<会期>
平成30年6月30日(土)~9月2日(日)
<観覧料>
一 般 当日1,200円、前売1,000円
高大生 当日900円、前売700円
小中生 当日500円、前売300円
[TEL]089-932-0010
[営業時間]9時40分~18時(入場は17時30分まで) [休]月曜休館 ※ただし、7月2日(月)、7月16日(月・祝)、8月6日(月)は開館し、翌日火曜休館 [URL]http://www.ehime-art.jp/index.php
ポンちゃん
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